ティニタス・サンクタス(初回限定盤)おすすめ度:![]()
(2008-12-19)
ドイツのメロパワバンド、エドガイのアルバム。2008作
AVANTAGIAでの活動でもおなじみ、トビアス・サメット率いるこのバンド、
前々作「Hellfire Club」以降、サウンドから過度な装飾を配し、
よりオーセンティックなヘヴィメタルを目指しはじめたトビアスらしく、
今作においてもより正統的なメタル/ハードロックサウンドを聴かせる。
ややダーティな渋さが増したトビアスの歌唱は、ぐっとアダルトな表現力を増し
シンプルな曲の中にも、しっかりとメロディや曲の流れを楽しむことができる。
昨今の派手派手といメロスピ/シンフォメタルからすると逆行するような音なので
若いファンがこれを物足りないと思うか、かえって新鮮と感じるかは微妙なところだろうが、
メタルバンドとしての確かな実力がなければ勝負できないこのサウンドには自信が溢れている。
(2008-11-27)
もうこのバンドにHELLOWEENの影はほとんどないです。
トビアスの歌もキスクに似せたようなハイトーンはないし、典型的なスピード曲もほとんどない。
それでも、これまで彼らが培ってきた力は十分感じ取れます。
メタルっぽくない要素も、キャッチーなメロディと厚いコーラスと曲の組み立てでうまくまとめられているのはお見事。
アップテンポの曲なんて、ライブでの合唱が気持ち良さそうです。
最近はヨーロッパ要素よりアメリカン要素が多い気がするのが気になるけど。
バンドの初めの頃にあった「哀愁」と言うものが減退しているのは不安です。