こんな女房に誰がした? きみまろ人生劇場 (PHP文庫)おすすめ度:![]()
(2007-08-09)
巻末にお笑いライブを起こした箇所があります。ご当地ネタをおりこみながらの観客いじり、最高です。
前半〜なかばまでは、きみまろさんのいわば哲学ともいうべき、過ぎし来し方を語っています。奥様の献身的な助力、捨て身で自作テープを無償配布してきたこと。観光バスのガイドさんに「タダでいいからバスの中で聞いてみて」と手渡すアイディアなど、無名時代からやっぱり目の付け所が違いますよね。
自ら「変わった子」と語るきみまろさんが、どうしてこんなにブレイクしたのか、不遇時代のエピソードをちりばめて洒脱に教えてくれています。
これから老境に入るであろうきまろさんの、思考と表現の深みにこれからも期待したいと思います。
(2007-06-15)
内容としては、45歳過ぎてから読めばいいような。
どちらかというと女性向けの本。
きみまろさんの若い頃の苦労、チャレンジ精神、努力家の一面を知ることができた。
安住紳一郎さんの書かれている解説がいい!私も人前で話す機会が多々あるので、話し方のポイント勉強するのに参考になった。
解説とおまけのライブの章だけ読めば一冊読んだのと同じかな。
(2007-05-17)
普段ならまず読まないような類の本(自分は中高年ではないので)ですが、
人に勧められて読んでみました。読んでみて、よかったと思います。
綾小路きみまろさんが、潜伏期間の長かった半生を振り返りつつ、家族観
や仕事観、自然観、人生観などを、例の語り口で語るように綴っています。
いわば軽いエッセイですが、しみじみと考えさせられる部分もあります。
こういうのをペーソスと言うんでしょうか。もののあわれと言いますか。
最後はみんな平等に死んでいく。自然に帰っていく。それなのに必死に働
いて、お金を溜め込んで、名声を求めて…。そういう無常観のようなもの
が底にあることから生まれてくる、笑いと人生の教訓めいたもの。きみま
ろさん自身が、「笑いに教えがある」を信条としていると書いていますが、
まさにそういう感じです。そこが人気の秘密なんだろうと思いました。
といっても難しいことが書いてあるわけではなく、さっと読めて笑えます。
電車の中などで暇つぶしに読むのにもってこいの本だと思います。
(2006-10-17)
小泉元首相が、息子さんにプレゼントされた「失敗は〜」のほうと一緒におてごろな価格だったのでかってしまいました。なんていうか、いままできみまろさんて、自分の親世代のネタだなっておもってて、あんまりきにとめてなかったのです(すみません!)がしかし、これって親世代だけが共感し笑っているのはもったいないです。こけなしててもイヤミはなく、むしろ共感してしまう、それでいてどこかシュールであるこの独特のきみまろワールド、毒があるけど美味とでももうしましょうか・・・(笑)「え〜〜!きみまろ〜〜?ジジババむけでしょ」とおもってる若者よ、必見です!