Andreas Gurskyおすすめ度:![]()
(2008-10-27)
個人的にグルスキーの写真集の中でこれが良くまとまっていて感覚的に気持ちよかった。
大判カメラを使用し、風景の細部まで一つの平面におさめることで、”特別”な感覚を味わう事が出来る。
現実も見え過ぎてしまうと非現実に感じてしまう。まさにカメラという媒体を使ってこその表現。お勧めです。
*出来ればまずでっかいオリジナルプリントを見る事をお勧めします。
(2006-03-07)
集団、集合にこだわった写真群。
絵画のボス、ブリューゲル、グランマ・モーゼスの孫か。
ウィリアム・クラインやウィージーらの群集写真よりも
やはり上記の画家のセンスに近い暖かさ、ユーモア、ほのぼのさを感じる
また一見集団とは関係のないような風景やスタイリッシュな写真にも
擦り込み効果のせいか集合の要素を勝手に感じてしまう
(2002-07-12)
ベッヒャー派の一人、グルスキーには以前から興味があり、私にとってはかなり高い本だったけれど、思い切って購入しました。
写真の一つの理想が「見たままを写す」事だとしたら、ここに収められている写真はそれを超えています。
私たち(少なくとも私)の眼は、これほどどこまでもピントの合った状態で雑踏や風景やプラダの靴を眺めることはできない。そのため、「まるでその場にいるような」感覚ではなく、あくまで「写真を眺めている」事を自覚させられる写真集。お勧めです。