未満れんあい 1 (1) (アクションコミックス)

商品イメージの拡大未満れんあい 1 (1) (アクションコミックス)
高嶋 ひろみ
双葉社
グループ:Book
ランキング:-位
価格:¥ 630
発売日:2008-10-11
在庫:通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー

おすすめ度:

三十路喪男向けの少女漫画

(2008-10-17)

彼女いない歴29歳の庵野秀明似のエロゲプログラマーが
ふとしたきっかけで知り合った中一の女の子に一目惚れ
年の差&喪男的メンタリティに苦しみながらも
女の子との絆を深めようと四苦八苦する姿を描いた
三十路喪男向けのラブファンタジー。

恋愛の障害を「喪男的メンタリティ」に設定した電車男系の物語だが
女性作家が描いているからか、展開が主人公のモノローグ中心で表現も少女漫画的、本来キモオタのはずの主人公の心情が「恋する乙女」のごとく可愛らしく表現されて嫌味が無い、このあたりが喪男のリアルを突き付けてくる花沢健吾作品との差異か。

個人的には女の子のキャラがあまりにも理想化された天使的存在として描写されているのにそれ以外の部分がリアルに描かれているため、女の子の存在のファンタジー感が際立って、自分の願望を見透かされているようで辛かったです。
そのあたりを意識せずに空想の世界にどっぷりつかって
主人公と共にトキメクことのできる人向けの作品でしょうか…

『恋愛って、そもそも、痛々しいもんだ』

(2008-10-15)

29歳エロゲープログラマー。彼女歴=年齢。そんな主人公・黒瀬一巳と、中学生・小沢ともえの恋の物語。
ラブコメっていうか、むしろ、ファンタジー?な、お話。

最近多い、オタオトコ=主人公モノの類型に入る物語で、これまた、他の作品と同じように共感できる作品なのだけど、それは自分のダメダメな部分と重ねて「わかる〜」という部分に加えて、恋愛に対して不器用で「痛々しい」ところがうまく描かれて、さらに共感できるのだ。

好意を寄せている子に微笑まれて、舞い上がってしまうところとか、優しくされて、きょどってしまうところとか、主人公と同じように嬉しい気分にさせられる。
電話するネタ、メールするネタがなくって悶々とする、一人、妄想逞しくして、一人落ち込み…、恋愛なんて、そんな独り相撲ばかりだもの。
そんなダメダメなところが丁寧に書かれている分、幸せな部分が一緒に舞い上がれる。

あと、ともえちゃんがかわいいのだ。
ちっちゃくて、天然で、優しくて、やわらくて、童顔で…。
オンナの人から見れば、「男の子が好きそうな子ぉー」と一蹴されかねないけど、ごめん、こういう子がかわいいよ。
ダメオトコの相手を務められるのは、こういう子なんよ。
「恋風」の七海タイプといえば、近いか。
こんないい子はいねーっ!ッてところは、笑って許して。

わりとストーリー展開は遅くて、1巻はまだまだ何も始まってないぐらい。
エロゲ会社勤務バレも、オタバレもこれから。
そこら辺が楽しみであり、期待したいところ。

この先も、こんな痛々しいオトコをちゃんと描いて、それでいて、そんなダメオトコはちゃんと土を噛むような苦い思いをして、それでいて幸せになってほしい。

ファンタジーであろうと、幸せになれる作品はステキだ。

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