考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則著者はまず、多くの人がわかりやすい文章を書けないのは、論理構造に問題があるからだ、と指摘する。その上で自らが考案した「ピラミッド原則」と呼ばれる考え方を提示し、物事を上手に論理立てて述べるテクニックを伝授していく。序文で人の注意を引きつけるにはどうすればいいか、相手を説得するのにどんなロジックを用いればいいか、問題点をどうやってまとめればいいか…。文章について人々が抱くさまざまな疑問点について、それぞれ適切なフレームワークを用意している。サンプルとして用いられている事例が複雑でわかりにくいのは気になるが、その分実務でも応用可能な論理的思考の訓練ができる。
仕事で報告書や企画書を作成する必要のある人は、本書の内容を実践することで、戦略に基づいた説得が可能になるだろう。読むのに骨が折れるが、その分密度の濃い1冊だ。(土井英司)
おすすめ度:![]()
(2008-11-24)
ロジカルシンキング本を探しているならば、
まずその古典である本書を手に取ることをお薦めします。
コンサルタントの多くが本書を参考にしており、
必読書の一つと思います。
ただし訳書ですので、ところどころ読みづらいところがあり、
減点1にしました。
(2008-11-10)
とてもためになる本であった。
世の中の文章を見てみると、巧拙の差さえあれ本当にすべてピラミッド原則の通りに作られてある。
これに気付かされただけで大きな収穫であった。
しかし、書く技術・表現の技術はすんなり理解できたが、考える技術・問題解決の技術は何度読んでも完全に理解できなかった。
求められているものが私には大きすぎた。
一度本棚に仕舞うが、いつかこの2部に対してリベンジを図って、自分自身さらなる成長を遂げたい。
(2008-09-01)
ながくながくお世話になっている本です。
ロジカルな文章って、振り返ると学校で教わらない!
文学ばっかり!
起承転結は詩の書き方では?
ああ、ロジカルな文章!
(2008-08-27)
ビジネスマンを対象として、平明にして論理的なビジネス文章の書き方を解説する一冊。書くというテーマを通じて、考える本質にまで踏み込んでいる、「ロジカル・シンキング」や「ライティング」部門の古典的名著である。
本書は、もともと経営コンサルタントを対象として書かれたものであり、読むにはそれなりの知的耐久力が要求される。しかし、本書に従い、まず考え、そのあとに書くという作業を続けていくうちに、文書作成能力の向上を実感できるだろう。
(2008-06-19)
マッキンゼー社 初の女性コンサルタントとして活躍したバーバラ・ミントの著作。
文章作成に関する能力を評価され、ライティングの指導を行うことになったほどの方です。
例の『強み』でいうと、おそらく "着想"にあたると思いますが、
非常にわかりやすい文章の構成になっており、あっという間に読むことができた。
一部の方から、稚拙な訳ではないか、と言われているようだが、
そんな印象を全く受けないほど、素晴らしい内容でした。
ピラミッド構造、MECE、問題定義のフレームワーク、問題解決手法などが、
書く技術/考える技術/表現する技術という章立てで紹介されており、
コンサルタントが考えている、文章(文書)の意義は非常に大きなものであり、
その結果、表現されているものは、技能の結晶であることが理解できた。