P&G式 世界が欲しがる人材の育て方―日本人初のヴァイスプレジデ
ントはこうして生まれたおすすめ度:![]()
(2008-12-25)
P&G初の日本人バイスプレジデント和田浩子さんが自らの成長体験つづった半生記です。
P&Gといえばマーケティングという印象が強いですが
内部昇進をベースとした人材育成に非常に力を入れていることがわかります。
育つ社員しかいらない
部下の育成ができない人間はマネージャーを任せられない
管理職が責任を持って新人を育成する
など理念を持って人材育成を行うことで
ブランドも企業も成長し続けることができるのだと強く感じました。
和田さん自身も成功や失敗を積み重ねながら
また、成功した直後にさらに高い視点での業務を任されるなど
グローバル企業ならではのダイナミックな人材配置を経験しています。
後進を育て新たな世界に1人で切り込んで行ける強さとしなやかさが
和田さんの強さの源泉なのだなあと。
自分が切り開いた道をあっさりと振り切り
新たな世界に飛び出していく潔さもすがすがしさを感じます。
何事においてもきちんとデータを取り、戦略を策定して施策を打つ。
そして結果を検証し横展開可能であればグローバルに展開していくこと
のダイナミックさを感じました。
(2008-12-23)
P&Gの日本の草創期に活躍した著者が、P&Gで学習した働き方や考え方を、彼女の経歴に沿う形でまとめられている本。
著者の前作は自慢話ばかりで読めた物ではなかったが、こちらはかなりわかりやすく、P&Gの事業運営や人材育成について書かれている。
「数字をまとめるのではなく、そこからどのような傾向があるかを見て考えるのが仕事」、「育つ社員しかいらない」、「後発の会社が競合の前をするのは、競合が決めたルールが支配する土俵で勝負すること」、「人材の登用や活用が国境という単位を超えて行われる事がグローバル化」、「上司をリードする事が大切」等々、一般の会社で働く人なら参考になる考え方は豊富に散りばめられている。
ただ、いみじくも著者自身が書いているが、本書のポイントはP&Gの考え方や働き方であり、著者自身が考案したものではない。また表紙とかには自己顕示欲が垣間見えるし、何より著者はP&G現役時代、P&Gを辞めてからP&Gで儲けている人を非難していたのに、自らがこういう本を書いているのは違反と思うので、参考になる内容も多い本だけど、☆は3つのみ。
(2008-11-25)
1:どんな本?
和田浩子著者のP&Gを通しての自伝であり、その自伝を通してP&Gの強さとはを説明している。
2:どのような内容?
P&Gの強さの秘密として、必要不可欠なスキル、人材戦略などが説明されている。
例:
ワンページメモ:全て1ページないでしっかりまとめる能力
WCFs:明文化されているP&Gでの必要能力
リーダーシップ、実行能力、優先順位付け、他人との効果的な協働等など。。。
適所適材:やるべきことがありきで、適材をもってくる。
3Eリーダーシップモデル:Envision/Energize/Enable
ビジュアルでチームを率いる・動機付け・人材育成/組織開発
マネージャーの評価:50%は、人材育成
3:この本の個人的意義
上記の内容を通して、自分自身、または、自分の会社との相違点を客観視し、
改善できる部分を取り込む事が重要だと思います。特に人材育成についての評価の割合は、弊社も含め余り大きくない場合が多いのではないのでしょうか。
50%という大きな割合があることによって、人材育成の達成目標自体も細分化して、しっかり達成度合いを測ることができるのでは思います。
いくつかのチームを既にもたれているSeniorマネージャーの方には、この部分の考え方は、部下のマネージャーに対する目標設定や評価に関する参考になるのでは思います。
星の定義:
★★★★★ 人生観を変えるほどのインパクトがあった。
★★★★ 今後の改善に繋がるヒント多数あり、非常に参考になった。
★★★ 発見、参考になる内容が複数あり、十分投資回収できた。
★★ 発見、参考になる内容が1つはあった。
★ 得るものがなかった。
(2008-11-10)
前会長のデュプリー氏「P&Gから何を持っていってもかまわない。
人とブランドさえ残ればいつでもP&Gは復活できる。」という言葉が
あるように、P&Gにはとてもすばらしい人材育成方法があると伺える。
本書はその人材育成にフォーカスを当てている内容だと思っていたが、
読んでみると、人材育成に関しては本人の自伝の中に埋もれてしまっており、
あまり強く印象に残らなかった。
しかし、本書にはビジネススキルに関する要素がところどころに散りばめ
られているので、そちらのほうは参考になるものがありました。
RQI
エクイタブル(戦略的思考力、分析力、コミュニケーション力、
、リーダーシップ、トレーニング力)
3Eリーダーシップモデル
など。
タイトルのインパクトが強すぎるので星3つかなと。
(2008-11-07)
内容の浅い本だというのが率直な印象。
目からうろこが落ちるような事は特に書かれていませんでした。
人材育成の方法がわかる本なのかなと思いきや
著者の自伝でした。
ただし仕事や学業に対するモチベーションは上がりました。